診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ─ | ▲ | ▲ | ─ |
13:30~17:00 | * | ◆ | ○ | ─ | ○ | ★ | ─ |
▲:8:30~12:00、*:13:30~17:30、◆:13:30~16:30
★:13:30~16:00(休診日:木曜・日曜・祝日)
火曜の15:00以降は訪問診療の時間になります。
歯並びの種類
どんな状態?
叢生には以下のような状態が見られます。
・歯の重なり: 前後の歯が一部または完全に重なっています。
・歯のねじれ: 歯が本来の向きとは異なる方向に回転しています。
・歯の傾き: 歯が内側や外側に傾いています。
・歯の高さの不揃い: 隣の歯と比べて高さが異なっています。
・八重歯: 上顎の犬歯が他の歯よりも外側や高い位置に突出しています。
・歯磨きのしにくさ: 歯と歯の間に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
・見た目の問題: 歯並びの悪さがコンプレックスにつながることがあります。
その原因とは?
主な原因としては、以下のものが挙げられます。
・遺伝的要因: 親から受け継いだ顎の骨の大きさや歯の大きさのバランスが影響することがあります。
・顎の発育不足: 成長期に顎の骨が十分に発育しなかった場合、歯が生えるスペースが不足することがあります。
・乳歯の早期脱落: 乳歯が早期に抜けてしまうと、後から生えてくる永久歯のスペースが確保できず、歯並びが乱れることがあります。
・指しゃぶりなどの癖: 長期間にわたる指しゃぶりや舌癖などが、顎の骨の成長や歯の生える方向性に影響を与えることがあります。
・口呼吸: 口呼吸が習慣化すると、舌の位置が下がり、顎の正常な発育を妨げることがあります。
・歯のサイズの異常: 歯が大きすぎる、または数が多すぎる場合、顎のスペースに収まりきらず叢生を引き起こすことがあります。
デメリット
放置すると、以下のようなデメリットがあります。
・虫歯・歯周病のリスク増加: 歯と歯の間に汚れが溜まりやすく、歯磨きがしにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まる。
・清掃不良による口臭: 磨き残しが多くなり、口臭の原因となることがある。
・噛み合わせの悪化: 歯が正常に噛み合わないため、食べ物をうまく噛めなかったり、顎関節に負担がかかったりすることがある。
・発音への影響: 特定の音を発音しにくくなることがある。
・審美的な問題: 歯並びの悪さがコンプレックスとなり、精神的な負担になることがある。
・外傷のリスク増加: 前に出ている歯は、転倒などの際にぶつけやすく、折れたり欠けたりするリスクが高まる。
直すための治療方法
・ワイヤー矯正: 歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ワイヤーを通して歯を少しずつ移動させる治療法です。様々な種類のブラケットやワイヤーがあり、症状や希望に合わせて選択できます。当院ではチタン製のワイヤーを使用しており、歯につける装置は透明または白色のためそれほど目立ちません。
・マウスピース矯正(インビザライン): 透明に近いマウスピース型の矯正装置を装着し、段階的に交換していくことで歯を移動させる治療法です。目立ちにくく、取り外しが可能というメリットがあります。
・部分矯正:気になる部分のみに矯正装置をつけて歯を並べます。歯肉と歯の関係を改善できる治療法です。
空隙歯列とは?
空隙歯列とは、歯と歯の間に通常よりも大きな隙間(すき間)がある歯並びの状態を指します。「すきっ歯」とも呼ばれます。正常な歯並びでは、歯と歯が隣り合ってきれいに並んでいますが、空隙歯列の場合、複数の歯と歯の間に目に見える隙間が生じます。特に上の前歯の間に大きな隙間がある状態は、正中離開(せいちゅうりかい)と呼ばれます。空隙歯列とは、歯と歯の間に通常よりも大きな隙間(すき間)がある歯並びの状態を指します。「すきっ歯」とも呼ばれます。正常な歯並びでは、歯と歯が隣り合ってきれいに並んでいますが、空隙歯列の場合、複数の歯と歯の間に目に見える隙間が生じます。特に上の前歯の間に大きな隙間がある状態は、正中離開(せいちゅうりかい)と呼ばれます。
どんな状態?
空隙歯列には、以下のような様々な状態が見られます。
・正中離開: 上の前歯(中切歯)の間に大きな隙間がある状態。最も一般的に「すきっ歯」として認識される状態です。
・複数の歯間の空隙: 正中離開だけでなく、他の歯と歯の間にも複数の隙間が見られる状態。
空隙の大きさ: 隙間の大きさは様々で、わずかな隙間から数ミリメートルに及ぶものまであります。
・空隙の位置: 前歯だけでなく、奥歯にも隙間が見られることがあります。
歯の傾斜やサイズの異常を伴う場合: 歯が内側や外側に傾いていたり、歯のサイズが小さいために隙間が生じることがあります。
その原因とは?
空隙歯列の主な原因としては、以下のものが挙げられます。
・歯と顎の大きさの不調和: 顎の骨の大きさに比べて歯が小さい場合、歯と歯の間に隙間が生じやすくなります。
・上唇小帯の異常: 上の前歯の裏側にある上唇小帯という粘膜のヒダが太く、歯と歯の間に伸びている場合、正中離開の原因となることがあります。
・過剰歯: 正常な歯の本数よりも多い過剰な歯が、歯の生えるスペースを邪魔し、歯並びを乱すことがあります。特に正中離開の原因となることがあります。
・舌癖: 舌で前歯を押す癖(舌突出癖)があると、前歯が前方へ押し出され、隙間が生じることがあります。
・歯周病: 歯周病が進行し、歯を支える骨が吸収されると、歯がグラグラになり、移動して隙間ができることがあります。
・親知らずの影響: 親知らずが生えてくる際の力で、他の歯が押され、歯並びが乱れることがあります。
デメリット
空隙歯列を放置することには、以下のようなデメリットがあります。
・審美的な問題: 歯の隙間がコンプレックスとなり、精神的な負担になることがあります。特に前歯の隙間は目立ちやすいです。
・発音への影響: 隙間から空気が漏れるため、サ行、タ行、ハ行などの発音が不明瞭になることがあります。
・食べ物が挟まりやすい: 歯と歯の間に食べ物が挟まりやすく、虫歯や歯周病のリスクを高めることがあります。
・歯周病のリスク増加: 食べ物が挟まりやすいことや、歯並びが悪いことで歯磨きがしにくく、歯周病が進行しやすくなることがあります。
・隣の歯の移動: 隙間を埋めようとして、隣の歯が傾いて移動することがあります。
・心理的な影響: 見た目を気にするあまり、人前で話したり笑ったりすることに抵抗を感じることがあります。
直すための治療方法
原因や隙間の大きさ、患者さんの希望によって治療法は異なります。
・ワイヤー矯正: 歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ワイヤーを通して歯を少しずつ移動させる治療法です。様々な種類のブラケットやワイヤーがあり、症状や希望に合わせて選択できます。当院ではチタン製のワイヤーを使用しており、歯につける装置は透明または白色のためそれほど目立ちません。
・マウスピース矯正(インビザライン): 透明に近いマウスピース型の矯正装置を装着し、段階的に交換していくことで歯を移動させる治療法です。目立ちにくく、取り外しが可能というメリットがあります。
・部分矯正: 主に前歯など、気になる部分のみに矯正装置をつけて歯を並べます。歯肉と歯の関係を改善できる治療法です。
どんな状態?
出っ歯には、以下のような様々な状態が見られます。
・上顎前歯の突出: 上の前歯が下の前歯よりも明らかに前方に突き出ている状態。
・唇の閉じにくさ: 上の前歯が突出しているため、口を閉じようとすると無理が生じたり、完全に閉じることができなかったりする状態。
・ガミー・スマイル: 笑った時に上の歯茎が目立ちやすい状態。
下顎の劣成長: 下顎の成長が不十分で、相対的に上の前歯が突出して見える状態。
・上下の前歯の離開: 上下の前歯の間に隙間が開いている状態(開咬を伴う場合)。
・前歯の傾斜: 上の前歯が前方に向かって傾いている状態。
その原因は?
出っ歯の主な原因としては、以下のものが挙げられます。
・遺伝的要因: 親から受け継いだ骨格(上顎が大きい、下顎が小さいなど)や歯の大きさ、生える方向などが影響することがあります。
・顎の成長のアンバランス: 上顎の成長が過剰であったり、下顎の成長が不足したりすることで、上下の顎のバランスが崩れ、上の前歯が突出して見えることがあります。
・指しゃぶりや舌癖などの悪習癖: 長期間にわたる指しゃぶり、おしゃぶり、舌で前歯を押す癖(舌突出癖)、口呼吸などが、顎の骨の成長や歯の生える方向性に影響を与えることがあります。
・口呼吸: 口呼吸が習慣化すると、舌の位置が下がり、上顎前歯が前方へ押し出されやすくなることがあります。
・乳歯の早期脱落: 乳歯が早期に抜けてしまうと、後から生えてくる永久歯のスペースが確保できず、歯並びが乱れることがあります。
・過蓋咬合(かがいこうごう): 上の前歯が下の前歯を深く覆い隠す噛み合わせが、出っ歯に見えることがあります。
デメリット
出っ歯を放置することには、以下のようなデメリットがあります。
・審美的な問題: 前歯の突出がコンプレックスとなり、精神的な負担になることがあります。
・外傷のリスク増加: 突出している上の前歯は、転倒や衝突などの際にぶつけやすく、折れたり欠けたりするリスクが高まります。
・唇の乾燥: 口が閉じにくい場合、口の中や唇が乾燥しやすくなります。
・発音への影響: 特にサ行やタ行などの発音が不明瞭になることがあります。
・噛み合わせの悪化: 前歯で食べ物を噛み切りにくいなど、噛み合わせに問題が生じることがあります。
・顎関節への負担: 噛み合わせのずれが、顎関節に負担をかけることがあります。
心理的な影響: 見た目を気にするあまり、人前で話したり笑ったりすることに抵抗を感じること
直すための治療方法
・ワイヤー矯正: 歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ワイヤーを通して歯を少しずつ移動させる治療法です。様々な種類のブラケットやワイヤーがあり、症状や希望に合わせて選択できます。当院ではチタン製のワイヤーを使用しており、歯につける装置は透明または白色のためそれほど目立ちません。
・マウスピース矯正(インビザライン): 透明に近いマウスピース型の矯正装置を装着し、段階的に交換していくことで歯を移動させる治療法です。目立ちにくく、取り外しが可能というメリットがあります。
・部分矯正: 主に前歯など、気になる部分のみに矯正装置をつけて歯を並べます。歯肉と歯の関係を改善できる治療法です。
どんな状態?
開咬には、以下のような状態があります。
・前歯部開咬: 上下の前歯の間に隙間ができており、口を閉じても前歯が接触しない状態。これが最も一般的な開咬です。
・臼歯部開咬: 奥歯の一部が噛み合わず、隙間ができている状態。比較的まれです。
・開咬の程度: 隙間の大きさは様々で、わずかな隙間から大きく開いている状態まであります。
・開咬の範囲: 前歯全体が開いている場合もあれば、一部の前歯のみが開いている場合もあります。
・舌の位置異常: 開咬の場合、舌が常に前歯の隙間に挟まっていることが多いです。
見た目としては、口を閉じても前歯の間に隙間が見えるのが特徴的です。
その原因は?
開咬の主な原因としては、以下のものが挙げられます。
「悪習癖」
・指しゃぶり: 長期間にわたる指しゃぶりは、前歯を前方へ押し出し、上下の歯の間に隙間を作る原因となります。
・舌突出癖(ぜつとっしゅつへき): 食べ物を飲み込む際や安静時に、舌が前歯の間に突き出る癖は、前歯が開く原因となります。
・口呼吸: 口呼吸が習慣化すると、舌の位置が下がり、上顎前歯が上方へ、下顎前歯が下方へ移動しやすくなり、開咬を引き起こすことがあります。
おしゃぶり: 長期間の使用は、指しゃぶりと同様の影響を与えることがあります。
・骨格的な問題: 上顎や下顎の骨の成長のバランスが悪く、前歯部が開きやすい骨格である場合があります。
・歯の生える方向の異常: 永久歯が生えてくる際に、正常な方向からずれて生えてくることがあります。
・遺伝的要因: 親から受け継いだ骨格や歯並びの傾向が影響することがあります。
・顎関節の異常: 顎関節の形態や機能異常が、噛み合わせに影響を与えることがあります。
デメリット
開咬を放置することには、以下のようなデメリットがあります。
・噛み合わせの悪化: 前歯で食べ物を噛み切ることが難しくなり、奥歯に過度な負担がかかることがあります。
・発音への影響: 特にサ行、タ行、ラ行などの発音が不明瞭になることがあります。
審美的な問題: 前歯の隙間がコンプレックスとなり、精神的な負担になることがあります。
・口元の乾燥: 口が閉じにくいため、口の中や唇が乾燥しやすくなります。
・虫歯・歯周病のリスク増加: 口呼吸になりやすく、口腔内が乾燥することで、細菌が繁殖しやすくなることがあります。また、前歯に過度な力がかかり、歯周病が進行しやすくなることもあります。
・顎関節症のリスク増加: 不安定な噛み合わせが、顎関節に負担をかけることがあります。
・顔貌への影響: 下顎が後退して見えたり、口元が突出して見えたりするなど、顔の印象に影響を与えることがあります。
直すための治療方法
・ワイヤー矯正: 歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ワイヤーを通して歯を少しずつ移動させる治療法です。様々な種類のブラケットやワイヤーがあり、症状や希望に合わせて選択できます。当院ではチタン製のワイヤーを使用しており、歯につける装置は透明または白色のためそれほど目立ちません。
・マウスピース矯正(インビザライン): 透明に近いマウスピース型の矯正装置を装着し、段階的に交換していくことで歯を移動させる治療法です。目立ちにくく、取り外しが可能というメリットがあります。
・部分矯正: 主に前歯など、気になる部分のみに矯正装置をつけて歯を並べます。歯肉と歯の関係を改善できる治療法です。
どんな状態?
下顎前突には、以下のような様々な状態が見られます。
・下の前歯の突出: 下の前歯が上の前歯よりも明らかに前方に突き出ている状態。
・上顎前歯の舌側傾斜: 上の前歯が内側(舌側)に傾いている状態を伴うことがあります。
・下顎の過成長: 下顎の骨が過剰に成長し、相対的に上の顎よりも前に位置している状態。
・上顎の劣成長: 上顎の骨の成長が不十分で、相対的に下の顎が前に出て見える状態。
・下顎の偏位: 下顎が左右どちらかにずれており、噛み合わせが非対称になっている状態。
・反対咬合: 前歯だけでなく、奥歯の一部または全部が反対に噛み合っている状態。
顔貌の特徴: 下顎が前に突き出て見えるため、いわゆる「しゃくれ」た印象を与えることがあります。
その原因は?
下顎前突の主な原因としては、以下のものが挙げられます。
・遺伝的要因: 親から受け継いだ骨格(下顎が大きい、上顎が小さいなど)や歯の大きさ、生える方向などが影響することがあります。家族歴がある場合に起こりやすい傾向があります。
・顎の成長のアンバランス: 下顎の成長が過剰であったり、上顎の成長が不足したりすることで、上下の顎のバランスが崩れ、下の前歯が突出して見えることがあります。
「悪習癖」
・指しゃぶり: 長期間にわたる指しゃぶりは、上の前歯を内側へ、下の前歯を前方へ押し出すことがあります。
・舌突出癖(ぜつとっしゅつへき): 食べ物を飲み込む際や安静時に、舌が上下の前歯の間に突き出る癖は、下の前歯を前方へ押し出すことがあります。
・下顎を突き出す癖: 無意識のうちに下顎を前に出す癖がある場合、下顎前突を助長することがあります。
・口呼吸: 口呼吸が習慣化すると、舌の位置が下がり、上顎の正常な成長を妨げ、相対的に下顎が前に出て見えることがあります。
・乳歯の晩期残存: 本来抜けるべき乳歯が長く残っていると、永久歯の生える方向を阻害し、不正な噛み合わせを引き起こすことがあります。
デメリット
下顎前突を放置することには、以下のようなデメリットがあります。
・噛み合わせの悪化: 前歯で食べ物を噛み切りにくく、奥歯に過度な負担がかかることがあります。
・発音への影響: サ行、タ行、ナ行などの発音が不明瞭になることがあります。
・顎関節症のリスク増加: 不安定な噛み合わせが、顎関節に負担をかけ、痛みや開口障害などを引き起こすことがあります。
・審美的な問題: 下顎が前に突き出た顔貌がコンプレックスとなり、精神的な負担になることがあります。
・顔の歪み: 下顎の成長が過剰な場合、顔の輪郭が歪んで見えることがあります。
・虫歯・歯周病のリスク増加: 歯ブラシが届きにくい部分ができやすく、清掃性が悪くなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
・咀嚼効率の低下: 食べ物を十分に咀嚼できず、消化不良の原因になることがあります。
直すための治療方法
・ワイヤー矯正: 歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ワイヤーを通して歯を少しずつ移動させる治療法です。様々な種類のブラケットやワイヤーがあり、症状や希望に合わせて選択できます。当院ではチタン製のワイヤーを使用しており、歯につける装置は透明または白色のためそれほど目立ちません。
・マウスピース矯正(インビザライン): 透明に近いマウスピース型の矯正装置を装着し、段階的に交換していくことで歯を移動させる治療法です。目立ちにくく、取り外しが可能というメリットがあります。
・部分矯正: 気になる部分のみに矯正装置をつけて歯を並べます。歯肉と歯の関係を改善できる治療法です。
過蓋咬合とは?
過蓋咬合とは、奥歯を噛み合わせた際に、上の前歯が下の前歯を正常な範囲を超えて深く覆い隠してしまう噛み合わせの状態を指します。または「深い噛み合わせ」とも呼ばれます。正常な噛み合わせでは、上の前歯は下の前歯に対して垂直的に1〜2mm程度被さるのが理想的です。しかし、過蓋咬合の場合、上の前歯が下の前歯の半分以上、場合によっては完全に覆い隠してしまうことがあります。
どんな状態?
過蓋咬合には、以下のような様々な状態が見られます。
・上の前歯が下の前歯を深く覆い隠す: 奥歯を噛み合わせた状態で、下の前歯がほとんど、あるいは全く見えない状態。
・下の前歯が上の歯茎に接触する: 深い噛み合わせにより、下の前歯が上の歯茎に強く当たり、炎症や痛みを引き起こすことがあります。
・下顎の動きの制限: 深い噛み合わせが原因で、下顎の前後的な動きが制限されることがあります。
・下顎の劣成長を伴う場合: 下顎の成長が不十分なために、相対的に上の前歯が深く被さってしまうことがあります。
・上顎の前歯の突出を伴う場合: 上の前歯が前方へ傾斜しているために、より深く下の前歯を覆ってしまうことがあります。
・ガミー・スマイル: 上の前歯が大きく下方に伸びている場合、笑った時に上の歯茎が目立ちやすくなることがあります。
その原因は?
過蓋咬合の主な原因としては、以下のものが挙げられます。
・遺伝的要因: 親から受け継いだ骨格(下顎が小さい、上顎が大きいなど)や歯の大きさ、生える方向などが影響することがあります。
・顎の成長のアンバランス: 下顎の成長が不十分であったり、上顎が過剰に成長したりすることで、上下の顎のバランスが崩れ、深い噛み合わせになることがあります。
悪習癖:
・乳歯の早期脱落: 奥歯の乳歯が早期に抜けてしまうと、後から生えてくる永久歯が前方へ傾斜し、深い噛み合わせを招くことがあります。
・指しゃぶり、おしゃぶり: 長期間にわたるこれらの癖は、上顎前歯を前方へ傾斜させ、深い噛み合わせの原因となることがあります。
・歯の生える方向の異常: 永久歯が生えてくる際に、正常な方向からずれて生えてくることがあります。
・奥歯の挺出不全: 奥歯が十分に生えてこない(挺出不全)場合、相対的に前歯が深く噛み合うことがあります。
デメリット
過蓋咬合を放置することには、以下のようなデメリットがあります。
・顎関節症のリスク増加: 深い噛み合わせは顎関節に負担をかけ、痛み、口を開け閉めする際の音、運動制限などの顎関節症を引き起こす可能性があります。
・歯や歯周組織への負担: 下の前歯が上の歯茎に強く当たることで、歯茎の炎症、出血、痛みが生じることがあります。また、特定の歯に過度な力がかかり、歯が摩耗したり、歯周病が進行しやすくなったりすることがあります。
・前歯の摩耗: 上下の前歯が強く擦れ合うことで、歯の先端が摩耗することがあります。
発音への影響: 下顎の動きが制限されることで、特定の音を発音しにくくなることがあります。
・審美的な問題: 下顔面が短く見えたり、口元が閉じにくく見えたりすることがあります。また、ガミー・スマイルを伴う場合は、笑顔に自信が持てなくなることがあります。
・噛み合わせの不安定: 全体的な噛み合わせのバランスが悪くなり、不安定になることがあります。
直すための治療方法
・ワイヤー矯正: 歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ワイヤーを通して歯を少しずつ移動させる治療法です。様々な種類のブラケットやワイヤーがあり、症状や希望に合わせて選択できます。当院ではチタン製のワイヤーを使用しており、歯につける装置は透明または白色のためそれほど目立ちません。
・マウスピース矯正(インビザライン): 透明に近いマウスピース型の矯正装置を装着し、段階的に交換していくことで歯を移動させる治療法です。目立ちにくく、取り外しが可能というメリットがあります。
・部分矯正: 軽度の叢生の場合、気になる部分のみに矯正装置をつけて治療を行うことがあります。
「一人でも多くの方にきれいな歯並びになっていただきたい」という思いから、さまざまなお支払い方法をご用意しています。現金払いはもちろん、各種クレジットカードでの分割払い、銀行振り込みにも対応可能です。
また、金利がかからない医院独自の分割払いも導入しており、お支払回数やタイミングはご相談の上、決定できます。詳しくは院長やスタッフまでお尋ねください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ─ | ▲ | ▲ | ─ |
午後 | * | ◆ | ○ | ─ | ○ | ★ | ─ |
午前:9:00~12:00
午後:13:30~17:00
▲:8:30~12:00
*:13:30~17:30
◆:13:30~16:30
★:13:30~16:00
火曜の15:00以降は訪問診療の時間になります。
休診日:木曜・日曜・祝日